転勤で松山に来られたH様のスーツのご紹介です。
身長171cm、体重約68㎏、31歳のお客様です。
長い間、総合格闘技、キックボクシングをされているお客様でバストが103cm、ウエストが82cm
胸板は強烈に厚くバストとウエストの差寸が21cmの超YY体のお客様でした。
お客様には当然の事ながらこだわりがあり、採寸には時間をかけご納得の頂けるよう採寸をいたしました。
上衣の補正は、反身体、撫肩、前肩の3点に加えて、パットの調整、出来上がりのバスト寸法、
ケマワシ(おしり周り)の上がり寸等調整を致しました。
格闘技をされて鍛られているのでヒップは欧米人並の高いヒップの上り方で、
なかなか日本人には少ない羨ましいヒップでした。
こちらもそのヒップに合う補正の調整を致しました。
先月末に出来上がりご試着頂きました。
自画自賛になり大変恥ずかしい事ですが、試着されて出てこられた時は、正直かっこいいと思いました。
スーツは肩で着る、その後ろ姿はネックから裾まで真直ぐにおりた上衣のライン、
パンツも同様真直ぐにラインがでていて凄くお似合いでした。
ここで一つ、あるアパレルメーカーがあるアートディレクター監修の元、手がけているスーツのお話ですが、
そのスーツの売りは肩からウエストヒップにかけてのS字ラインなのですが、
わたしから言えばそれはレディスのラインなのでいかがなものかと思われます。